それではまず自己紹介をしてください
自己PRをお願いします
就職活動でほぼ100%聞かれる内容ですよね。だいたい一次面接で聞いてくることが多いでしょうか。
「この質問に対して、普通に答えてはいませんか?」
もし、あなたが面接で自己PRがうまくいっていないと悩んでいましたら、今から紹介する方法を試してみてください。
本記事では、通常ではありえない面接テクニックを記載しておりますので、今までと視界や考え方が広がります。
実践済み!面接官に印象を与える戦略

「普通に」話すな!インパクトを与えろ!
自己PRの回答で、よくあるTHE 平凡回答は、大体こんな感じか思います。
私は人をまとめる力があります。私は学生時代サークル活動を頑張りました。サークルでは会長をやっていて…
※会長でなくても、会長と盛って話したり…
正直、この文章、
面白くないですよね。
多くの受験生を見る面接官にとって、平凡で他と似たような回答はもう何十何万回も聞いているのです。
正直うんざりしてます。飽きてしまっています。印象に残らないです。
面接は、インパクトが大事です!
どれだけ自分の印象を植え付けられるかが勝負なのです!
ただ、何も面白いことを言う必要はありません。
話す内容自体は普通のことで大丈夫です。
ただ、それを面白く話すのです!
具体的にどういうことか?
次で説明していきます。
フェーズ1:冒頭で心を掴め!
面接では、まず、「私は●●です」と結論から述べましょう。これは意識してみてください。
これからのビジネスシーンでも、先に結論から話しなさいと先輩方から教わります。
では、自己PRをするよう言われ、私が実際に発した言葉はこちらです。
私は、わがままな人間です。
実際にこの言葉を発しました。
「何言っているんだ?こいつ」と思いません?
そう思わせたこと自体、もうこちらの作戦は成功しているのです。
「何言っているんだ?こいつ。確実に他の子とは違う!」という印象を与えているのです。
面接で自分を下げるような発言は、普通しないですよね?
そうです。
普通のことをしないのです。
そうすることによって、あなたは面接官の印象に残り、且つライバルと差別化ができるのです。
ただ、
「私は、わがままな人間です」
で始めましたが、この後も続いて否定的なことを言うのはナンセンスです。
あなた、何しに来たの?となります。
それでは次に、フェーズ2に移行しましょう。
ここから自分のことを良く見せていきます!
フェーズ2:マイナス・プラス法を意識せよ!
心理学の範疇で、「マイナス・プラス法」というものがあります。
最初に否定的なことを述べて、その後に肯定的なことを述べると、相手に好印象を与えられるというものです。
簡単な例を挙げます。
A「国産の食材って、安心だけど高いよね。」
B「国産の食材って、高いけど安心だよね。」
同じことを言っていますが、Bの方が受ける印象は良くないですか?
マイナス→プラスの順に言うだけで、自然と受け手はポジティブに捉えるのです。
さて、それでは面接に話を戻しましょう。
「私は、わがままな人間です」とマイナスを言いました。
この後にプラスのことを言っていきましょう。
実際に私が発した言葉はこちらです。
私は、わがままな人間です。
理由は、自分が好きなことを仕事にしたいと思っているからです。
「仕事に意欲がある」というプラスな情報を続けてあげることによって、マイナス・プラス法を完成させました。
今でも覚えています。
私が自分をわがままと紹介した後に、面接官は驚いた表情をされましたが、その後「あー、なるほどね」という顔になられていました。
その後も興味深く私の話を聞いてくださり、正直手応えを感じましたね。
マイナス・プラス法は、面接以外のビジネスシーンでも効果を発揮しますので、覚えていて損はないです。
ちなみに脱線しますが、人を褒める際は、マイナス・プラス法は逆効果です。
「君って、肌が汚いけどスタイル良いよね。」
嬉しくないですよね笑
人を褒める際は、プラス・プラス法が良いみたいですよ。
ぜひ、実践してみてください。
本当に実践し、通過した自己PR
私は、わがままな人間です。
理由は、自分が好きなことを仕事にしたいと思っているからです。
こう発した後、実際に私はこのように続けていきました。
私は、わがままな人間です。
理由は、自分が好きなことを仕事にしたいと思っているからです。
これから約40年間働いていきます。人生の大半を占める「働く」という行動に対して、私は否定的に捉えたくないと思いました。よく、「明日からまた仕事だ。行きたくないな。嫌だな」と口にする方々は残念ながら多い印象を受けます。人生の大半を占める「働く」という行動に対して、私はそのような思いを持ちながら過ごしていきたくないのです。
ではどうしたらそのようにならないのか、私が出した結論は、先にも申し上げたように「好きなことを仕事にする」ということでした。よく「好きなことと仕事は割り切ったほうがよい」という声もありますが、私はそうは思いません。どうせなら人生の大半は好きなことをしていきたいです!
私が好きなこと、それは人を楽しませることです。人を笑顔にさせることで、自分も幸福感を満たされていきます。そのような理由で、このエンタメ業界を中心に就職活動をしております。私は、好きを仕事にしたいと思うわがままな人間です!
※志望動機理由の領域も少し入っていますが、この後に、志望動機のみの質問がくる可能性もあるので、志望動機に関しては触りだけ話すくらいでよいかと思います。
就活用に自分を作り上げるな!

私が就職活動を始めたころは、就活のマニュアル本を読み、それに書いてある内容を覚え、面接に挑んでいました。
そんな中、とある企業の面接で、厳しい言葉をいただきます。
「いま、あなたは素で話されていますか?」
「作られている気がして、本当の君が話しているように思えない」
正直、面食らいました。
今までの努力を全て否定されたように思い、引きずりました。
私は、いつしか就活対策マニュアルという武装をつけて臨んだ結果、本来の自分とは遠い存在を作り上げてしまっていたのです。
ここで言いたいのは、就活用に自分を作りあげるな!ということ。
企業の面接官は、作られたあなたよりも、ありのままのあなたが知りたいのです。
ありのままというと、自分は、全国大会にも出場していなければ、サークルの会長もしていない。ましてや留学経験もなければ、他人より秀でているものもない。
そんな無課金ユーザーのような私でも、伝え方を意識するだけで効果は上がります。
私は就活マニュアル本を閉じた私が次に手にしたのは、プレゼンの本でした。
マニュアル本に関しては、エントリーシートの書き方や礼儀作法ということに関しては為になります。
ただ面接で最も重要な「人に伝える」ことに関しては、私のようなマニュアル人間にならないためにも参考にしないほうが良いです。
もしマニュアル本を読むのであれば、プレゼンの本を読んだほうが確実におすすめです。
トークスキルを磨くといった本は沢山ありますので、ぜひ書店で探してみてください。
私が当時読んだ本は、100万部も売り上げた大ベストセラーとしても知られる「伝え方が9割」と言う本です。
まさに普通のことをどう面白く伝えるかが命題となっていた私にとってはうってつけでした。
さすがはプレゼンの本ということもあり、読みやすい。そしてなんと言っても面白い!1日で読み切ってしまいました。
プレゼンでどれを読もうか迷うといった方は、ぜひお手にとってみていただければと思います。マンガ版もあります。
女性とのデートの誘い方でも役立ちます…!!!言葉ひとつでモテ期も到来!?(おっと、言い過ぎました)
おわりに
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでくださった方全員が、理想の新生活を迎えられることを祈っております!
その他就活テクニックも載せております。ぜひ併せてご覧ください。
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