「最後に何か質問はありますか?」
就活最終面接。いよいよ終わると思った矢先に、最後にして一番の難関。
「(あ、特にないです)なんて言えないし…」
皆さんも面接の場面で、この逆質問をされた経験はあるのではないでしょうか?
この場合、なんて質問するのが正解なのか?
一番最後の項目ですので、面接官の印象もここで変わってきます。
この答え方次第によっては、合否の決定が左右することもあるとか…
ただ、ポジティブに考えてみてください!
ここを上手に対応すれば、合格が確実に近づくのです。
面接であまり手応えを感じなかったという方も、この逆質問のやりとりを適切に対応すれば大逆転可能です!
私がそうでした。
あのキラーワードで、私は最終面接の合格を勝ち取ったのです。
それでは、私が合格を手にした、【最強の逆質問のベストアンサー】をお教えします。
例文あり【就職活動】自己PRで確実に面接官に好印象を与える方法!
逆質問に対する最強のベストアンサー
結論から申し上げます。
これが、考えられうる最強の逆質問の対応策です。
「私がこの会社に入ってやりたいことを、紙にまとめてきました。そちらを最後に提出させていただいてもよろしいでしょうか?」
これです!
【その場でレポートを提出する】というものになります!
わざわざレポートを提出してくる就活生はいませんので、ライバルとの差別化は明白です。うわ、面倒臭い・・・と思う方もいるかもしれませんが、その費やした時間こそが熱量なのです!
あなたがこの会社に入りたいという、PRの絶対的な証拠となるのです。
合格の角度を上げるならば、少しでもやれることをやった方が良くないですか?後悔してからでは遅いのです。
オンライン面接であれば、画面共有して提出していいか聞いてみましょう。また後ほどメールをさせていいかも聞いてみましょう。
面接官としても嫌とは言わないはずです。むしろ確実にあなたに興味を抱き、好印象を与えます。
実際に提出する紙には何を書けばよいのかについては、後述します。
そもそもなぜ、「最後に何か質問ありますか?」と聞いてくるのか。

逆質問の意図として、一番の理由は、
あなたがうちの会社に本当に入りたいのか、熱意をみたいのです。
企業側としては内定を蹴られても困るし、会社に入ってすぐ辞められても困る。
そういう人じゃない方がよい
・・・
ではどういう人か。
絶対にこの会社に入りたいという熱意を持っている人をとりたい。
最終的にあなたを採るのは、ロボットではなく一緒に働く人間なのです。
スペックが同じならば、心証が良いと思った方の応募者を合格させるのです。
私自身話すことが苦手で、会社に自分が入りたいという熱意が伝えられませんでした。
そんな話ベタな私が辿り着いた策が、レポートを提出するという手法でした。
これを実践すれば、話が苦手な人は大逆転でき、話が上手な人も、より合格の角度を高めることができます。
また、他の理由として、
「会社に対する不安・疑問があれば、それを解消してあげたい」という企業側の思いもありますが、ここでは熱意を伝えることに注力したほうが賢明です。
絶対にNGな回答
「特にないです。ありがとうございました。」
→最悪です。熱意がないと思われます。
「残業は多いですか?有給は取りやすいですか?」
→もちろん働く以上、気になる分野ではありますが、ここでは避けましょう。
仕事より待遇を気にしていると思われ、熱意がないと思われます。
この分野の質問は、説明会やOB訪問などで解決しておきましょう!
レポートには何を書けばよいのか
私の場合、最終面接でA4一枚表裏に記載したものを提出しました。
内容としては、このようなイメージです。

言わずもがなですが、実際にやりたいことリストは、多ければ多いほど良いと思います。
私は6個列挙しました。
企画書レポートを提出するイメージで書くとわかりやすいかもしれません。
文章の体裁は、そんなに形式に拘らずで大丈夫です。
そのようなものは会社に入れば、いやでも身に付きますので。
<例文①>
例えば、希望する会社が、映画製作会社であれば、、、
「映画の製作をやってみたい。
企画段階から考えて映画を一からプロデュースしたいと考えております。
実はすでに製作したい企画がありまして、「勇者ヨシヒコ シリーズ」を映画化させたいと思っております。
『勇者ヨシヒコ シリーズ』とは、テレビ東京系列で放送されたドラマであり、深夜放送にも関わらず、その作品性の面白さから幅広いファン層を獲得している作品です。毎話放送するたびに話題に上がり、シリーズも現在まで3作品作られています。
『今日から俺は!』『新解釈三国志』で大ヒットを連発している福田雄一監督作品ですので、映画化となった場合でも、それらと同様のヒットが見込めると思います。
私は、これにぜひ挑戦してみたいです。」
イメージできるように、固有名詞も使いながら、より具体的に書くのがポイントです。
企業担当者にとって、この企画は無理だよというものでも大丈夫です。
ここで一番伝えたいのは、あなたがこの会社に入りたいという熱意なので、それが書けていれば大丈夫です!
<例文②>
アミューズメントパークを運営する会社であれば、、、
「パークの売り上げを、さらに伸ばしたい。
ジェットコースターに乗っている姿をカメラで撮影し、その写真が1,000円で販売されているかと思います。私は、よく遊園地に行きますが、そういった記念写真は一度も購入してきませんでした。理由は値段が高いと思っているからです。以前、説明会でこのことを●●さんにお伺いしたときに、『値段を下げるのは難しい』ということを聞きました。
では、自分だったらどういう特典がつけば、その写真を買うのかを考えました。
例えば、写真を購入した人限定に、次回の入園料を200円引きにするといった施策であれば、購買率はあがるのではないか?と思います。まだまだ売り上げを伸ばせると思いますので、ぜひ挑戦してみたいです。」
説明会で聞いたあなただけのエピソードを入れこんでも良いと思います。
こういったあなたなりの企画を考えることは、面接だけではなく、最初のエントリーシートを記入する際も役立ちます!
また、会社に入った後のその後のビジョンも想像することが容易です。
最後に言わせて
レポートを用意したにも関わらず、逆質問が来なかった場合もあるかと思います。
それでも問題なく、面接終了後に提出すれば大丈夫です。絶対に受け取ってくれます。
なかなか大変な作業にはなりますが、確実にライバルと差をつけられます。
「あのとき、もっと頑張ればよかった」いまが頑張るときです。
この記事を読んでくださった方全員が、理想の新生活を迎えられることを祈っております!
おしまい!
例文あり【就職活動】自己PRで確実に面接官に好印象を与える方法!
コメント